トップページ > 「医師転職時代」の医師のマナー/医師の転職時のマナー「特定の人間と親しくなるな」

病院が医者を選ぴ、患者が医者を選ぶ時代に入ります。正にチーム医療の時代です。実力のない医師やコメデイカルとうまくやっていくことのできない協調性に欠ける医師は冷遇されてしまう時代に入ることは間違いありません。
医師たる者、自分の責任において自分を磨き、自分を売り込めるだけの実力を身につけておくべきです。当サイトでは随所に実例を挙げながら医師が日常の仕事をして行く上でのマナーを解説していきます。
(シニア医師)

「医師転職時代」の医師のマナー

  • 医師の転職時のマナー
    「特定の人間と親しくなるな」

逆に、新しく就職したばかりの身で、特定のスタッフと語らって自分の親派を作ろうとする者がいます。

こういう人が目をつけるのは、大抵はそのセクションのナンバー2の人間です。

たとえば、事務職なら事務次長とか、看護部内なら主任とかいった連中です。何故なら、ナンバー2は大抵ナンバー1に不満を抱いており、アルコールでも入れば日頃の憂さを洗いざらい吐き出してくれると見込まれるからです。

自分の立場を早く固めたいと姑息な手段をいつも思いめぐらしているさかしらな人聞は、そうして彼らの上司の弱みを握り、いざという時その情報を保身に使おうとします。

ですが、こうした動きは必ず人の知るところとなり、結局は墓穴を掘ることになります。

特定の人聞をひいきにすれば、たとえ動機が不純でなくても他人の嫉妬を買うのが世の常です。

若い者は若いなりに、技術の未熟さを人一倍の努力と熱心さでカバーし、己の技量にある程度の自信を持つ者は、その力量で人を頷かせ信頼と敬意を勝ち取ります。

それ以外の姑息な手練手管で己の存在価値を高めようなどと画策しないことです。

職員よりもまずは患者の信頼と人気を得られる医者になるよう研鑽努力すべきで、職員からの人望はそれについて回るものとわきまえるべきです。

生身の人間であれば、好悪の感情、相性は如何ともし難いですが、就職早々露骨に私情をムキ出しにすると、自ら住む世界を狭くしてしまいかねません。

<続く>

(シニア医師)

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「医師転職時代」の医師のマナー<2018年10月>
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